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税務署時代の思い出~税務大学校

税務署時代の思い出~税務大学校

こんにちは。元国税調査官の女性税理士、中郡里奈です。恵比寿で開業しています。

ブログはどうした!?と皆様にお尻を叩かれ、やっと重い腰をあげました。皆様ありがとうございます。

何から書こうかなと考え、まだ20世紀の頃の話を少し、、                                                           

 

国税局に採用されるとまず税務大学校というところで税金の「いろは」を学びます。

当時はまだ埼玉県和光市にある税務大学校が建設中でしたので、千葉県船橋市にある税務大学校で同期480人一斉に研修を受けました。

給料も出て研修なんていい身分ですね、と思う人もいるかもしれません。気持ちわかります。その上、当時の私の記憶は夕方からの飲み会の思い出しかありません。許してください。

 

3か月に及ぶ研修の後半、どの課税部門へ進みたいか希望を書きます。法人課税、所得課税、資産課税、管理徴収。当時の私の仲間での人気は法人課税か資産課税でした。

また勤務地の希望も書きました。人気はやはり局の近くにある大きい署だったと思います。そして、課税部門と勤務地のどちらを優先させるかも選択します。勤務地は数年で異動がありますが、課税部門は原則定年まで変わらないので課税部門を優先させていた仲間が多かった気がします。

 

私は、というと、課税部門優先でしたので希望の法人課税部門へ決まりました。一方で、勤務地も第一希望の大宮税務署の隣の上尾税務署に決まったので、結果どちらも満足いく配属でした。ラッキーだったと思います。おかげでなんとかその後4年間勤め上げることができました(笑)。

そして7月1日に同期は一斉に全国の税務署へ配属されて行きました。